2015年1月5日月曜日

【頑張って書いた】ハーディスクの選び方はこれです!あとSSDとSSHDもご注目です!【長文注意】

こんにちは!アプライドの中の人です。

今日は比較的 暖かいのでハードディスクの話をしましょう。



ハードディスクの選び方にはポイントがあるのです。


●容量

まあ当たり前ですが、容量で選びますよね。

3.5インチHDD1GBあたりのお値段では、今だと2TB(2000GB)あたりがお買い得です。


●回転数

「rpm (rotation per minute)」で表記される、1分間あたりのディスクの回転数です。

7200rpmや5400rpmのものが多いです。

回転数が高いと読み込み・書き込み速度が速くなります。

あえて回転数を低くして、消耗を抑えて寿命をのばすという考え方もあります。

回転数が高いと転送が速い反面、音がうるさい、発熱が上がる、消耗しやすいなどのデメリットもあります。

データ倉庫としての利用なら低回転のものを、システムドライブには高回転のものを利用するなどがオススメです。


●キャッシュ

キャッシュは一時的にデータを保管しておくもので、ハードディスクのデータ転送を補助するものです。

大容量のほどよいのですが、あくまで補助的な部分ですので参考程度に見るとよいでしょう。


●プラッタ容量

ハードディスクというと四角い箱型の部品ですが、その箱の中に、丸いディスクが1枚~4枚入っています。

その「プラッタ」という円盤にデータを保存します。

プラッタ枚数は「少ないほど」データ転送が速いといわれます。

1TBのHDDが2つあり、一つはプラッタ枚数が1枚、もう一つが2枚であった場合は、

1枚のほうが高速ということになります。


●シークタイム

プラッタからデータを読み込む、レコードの針のような役割をするのが「ヘッド」ですが、

このヘッドが目的のデータがあるディスク上に移動する時間を表すのが「(平均)シークタイム」です。

ms (ミリ秒)単位で表されます。数字が小さいほうが速いということです。


●SSDとどっちが買いか

SSDと-Solid State Drive という、フラッシュメモリ技術から作られたストレージが、

徐々に販売数を伸ばしています。

SSDはHDDに比べて、容量あたりの値段は高額になりますが(120GBで7000-8000円程度)、

非常に高速で、システムドライブとして使用するとOSの動作が目に見えて高速になります。

特にWindows7以降のWindowsを利用している場合に効果が高いですよ。

登場初期に言われていた「書き込み回数の制限があるから寿命が短い」

「プチフリーズ現象と呼ばれるPCの一時的なフリーズが起こる」という問題は、

現在ほぼ対策済みであり、HDDよりも寿命が長いとも言われています。



最近は大容量のものが少しずつ安価になってきているので、

PCの高速化アイテムとしては最高だと思います。ぜひ使ってみることをおすすめします。


●SSHD(ソリッドステートハイブリッドドライブ)




NAND型フラッシュメモリを搭載したハードディスクのことですが、

SSDの速さとHDDの大容量をどちらも活かした製品です。

SSD単体と比較するとやはり遅くなりますが、通常のHDDよりもかなり高速な製品であるため、

プレイステーション4の内蔵ディスクに入れ替えのために、

PS4発売当初SSHDがかなり売れました。

が、生産数が少ないのか、私見ですがあまりシェアが伸びていない模様です。

その間にSSDの大容量のものがどんどん安くなっているので、

もっと頑張っていただけると良いですね。


●どのメーカーがいいの?

HDDメーカーといえば「SEAGATE」「WesternDigital」「TOSHIBA」

「SAMSUNG」などがメジャーどころでしょうか。

「IBM」を吸収した日立「HGST」はWD傘下に、「Fujitsu」はTOSHIBA傘下に入るなど、

ハードディスクメーカーの熾烈なシェア争いが繰り広げられています。

まったくHDDの世界はハードですね。ハードディスクだけに。ね!

どのメーカーがいいかという質問はHDDに限らず、どの製品でも聞かれます。

実際に動作テストなどをする個人や機関もあったりですがその結果も様々。

「わかりません!好きなの選んだらいいと思います!」と言ってしまえば元も子もありませんので、

とりあえず当店人気でいうと「WESTERN DIGITAL」です。

人気の理由は「選び安さ」で、各用途のHDDを色分けしたシリーズを展開しています。


システムドライブ向けの「BLUE」

データドライブとして安定した省電力モデル「GREEN」

ゲーミングなどハイパフォーマンスな「BLACK」

NASなどの長時間駆動に安定性のある「RED」

監視カメラの録画などに高耐久性のある「PURPLE」

ディフェンスに定評のある「池上」

5人揃って、ウェスタンデジタルジャー!

とでも言いたくなるようなラインナップです。特設コーナーがございますので、

ぜひご覧ください!

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